
春の近づくある日、
鳥井真一のもとを二人の老人が訪ねてきた。
僕らの年上の友人でもある木村栄三郎さんと、
その幼馴染みの高田安次朗さんだ。
高田さんが働く動物園で、
野良猫の虐待事件が頻発しているという。
動物園で鳥井が掴んだ真実は、
自身がひきこもりとなった出来事とどうつながるのか—。
鳥井は外の世界に飛び立てるのか。
感動のシリーズ完結編、文庫版特別付録付き。
とうとう終わってしまった。
やっぱり鳥井の周りにいる人たちがいい。
鳥井自身も坂木との関係も、
ちょっとかもしれないけど進んだ感が良かった。
最後のおまけがまたいい。
いつかまた書いてもらいたいなぁ。