行き先も告げず、櫻子さんが消えた…。
正太郎は担任の磯崎と、櫻子の親戚の薔子と共に、櫻子さんの足跡を辿り始める。
誰も居ない櫻子の屋敷を経て、層雲峡の温泉地へ向った正太郎たちが見たものは……。
櫻子さんシリーズ第11弾。
重い話だった・・・
裁判員制度のことを考えさせる話になっていた。
確かにあの刑の軽さでは納得できないし、
だったら自分たちで罰を下そうとした気持ちも分かる。
秀翔くんのことを思うと居た堪れない。
ただただ素直に育ってほしいと願うばかり。
相変わらず気配だけの花房に早く正体現せ!!と思ってしまう。